一条工務店の特徴は「標準仕様が充実している」こと。オプションはほとんど掛からない。とよく聞くとは思いますが、実際に家を建てて感じることは、「より快適な生活を送るにはオプションを付けたほうが良い」ということ。
一条工務店i-smartでマイホームを建ててから3年以上経過しましたが、我が家で採用したオプションを紹介していきたいと思います。以前こちらの記事でオプションに掛かった総額については書いていましたが、今回は「屋外編」です。家の基礎や外壁など、基本的な部分が多く、採用したオプションの数はあまり多くありませんが、これから家を建てる方の参考になればと思います。
我が家の基本情報
・ハウスメーカー:一条工務店
・商品名:i-smart
・建築面積:31.46坪/104.02㎡
・施工面積:31.31坪/103.51㎡
・引渡し:2016年3月
・間取り:平屋4LDK
(寝室+子供部屋+子供部屋+和室+LDK)
<家の間取り詳細についてはこちらの記事を参照してください>
採用した屋外オプション
我が家の屋外で採用したオプションは7つ。(一つは標準のアイテム取り止めの為、実質6つ)
こちらについて一つずつ紹介していきたいと思います。
ベタ基礎
価格は596,700円。
<布基礎とは>
日本の木造住宅は伝統的にこの布基礎が採用されてきました。コンクリート施工部分が少なく、コストが安いことが特徴です。反面、建物を支える面が少ないため、地盤がしっかりしていないと安定しないため、地盤の弱い土地に対しては不向きです。
平屋のデメリットついては別記事で書いていますので、興味ある方は参考にしてみて下さい。
深基礎工事
勾配のついた土地に家を建てる際、地面奥深くまで基礎を入れるオプションです。
【図面】
私の家は、北側(玄関側)が高く、南側(庭側)が低い勾配のついた土地に家を建てています。
一条工務店の基礎高さ600mmよりも高さのある基礎を入れる必要があるときにこの費用が掛かってきます。
価格は124,600円。
かなり高額なオプションになるので、土地選びをするときは勾配の少ない土地を選ぶと、このような費用が抑えられます。(とは言っても土地選びの段階でそこまで考えられる人がどれだけいるでしょうか。。。。これから土地選びを進める方は気をつけて下さいね。)
ポーチ補強工事
こちらは上記の「深基礎工事」の玄関ポーチ版です。上の深基礎工事は建物本体の工事が対象ですので、玄関側に施工する必要がある場合は別途追加料金が掛かります。
価格は46,000円。
こちらも平らな地盤の良い土地を選べば掛からなかったオプションですが、私のような素人が土地選びの際にそこまで考えられるわけもなく。。。
必要な経費となります。
玄関ポーチ階段取り止め
玄関ポーチには一条工務店の標準として、玄関ポーチ正面に階段が1段分付きます。
私の場合は、写真のように玄関ポーチ階段の1段分の高さを低めにして、玄関に上がる1段目の階段を広く取りたかったため、一条工務店標準ではなく外構業者に階段施工をお願いしました。
そのため一条工務店標準仕様の取り止めとして7,000円分引かれています。
(玄関階段、7,000円で施工出来るわけないので、もう少し引いてくれても良いような気もしますが、仕方ありません。)
外構工事の詳細については別記事で書いていますので、興味ある方は参考にしてみて下さい。
ハイドロテクトタイル外壁全面貼り
価格は219,100円。(7,000円/坪)
※2017年3月以降は10,000円/坪 の料金に変更されているようです。
私の家を建ててから3年以上経過していますが、一度も外壁掃除をしたことがないのにも関わらず全く汚れが目立たず、本当に採用して良かったと思えるオプションです。
(一条工務店i-smartで建てる方はほぼ採用しているとは思いますが)
ハイドロテクトタイルの詳しい仕様、メリット・デメリット、タイルの耐久性については別記事で書いていますので、興味ある方は参考にしてみて下さい。
外壁ハイドロテクトタイルのメリット・デメリットまとめ!気になる経年劣化(3年経過後の汚れ)は?
立水栓追加
一条工務店の標準として、屋外の手洗い場(立水栓)は1か所無料で付いてきます。
オプションとして1か所につき8,000円で立水栓を追加できます。
私の家の場合、自宅南側の庭と、北側の玄関横の2か所に設置しましたので、追加オプション8,000円となっています。
私は採用していないのですが「混合立水栓」と言われる、温水と冷水が使える立水栓もオプションとして存在します。
子供のプールに使用したり、冬場に外で車を洗ったり出来るので採用したほうがよかったのではないかと思ってみたりもします。
高性能樹脂サッシ用網戸
網戸をオプションで付ける場合、費用の計算は特殊で、「家の施工面積(坪)×3,000円」で計算されます。
一般的な家庭では2階建てで30〜40坪あたりが多いと思いますので、網戸の金額は90,000円〜120,000円程度ではないでしょうか。
全ての窓に網戸を付けると上記のようになるのですが、もちろん必要な個所だけ網戸を付けるということも可能です。
私は全ての窓に網戸は付けず、一部の窓にだけ網戸を付けました。
価格は50,000円。
我が家では赤枠で囲った5箇所に網戸を付けています。
付けたのはのリビング、和室、寝室、子供部屋×2の各部屋に一つずつ。
私が家を建ててから3年以上経過しますが、「必ずしもすべての窓に網戸は必要ではなく、必要な箇所にだけ設置すれば良い」と感じています。
その理由・網戸の仕様について詳しくまとめた記事を書いていますので、興味ある方は参考にしてみて下さい。
屋外オプションの総額
屋外のオプションに掛かった合計金額は
計:¥1,037,400
ベタ基礎、深基礎で約76万円もの費用が掛かっており、大変高額に見えますが、他の方のブログを覗くと、地盤改良が必要だったりして基礎工事にもっと高額な費用が発生したケースが多々あります。
地盤の良い土地選びをすることが、家を建てる上で費用を抑えるコツの一つですね。
まとめ
屋外のオプションの採用数は、そこまで多くない私の家ですが、 大して後悔はなく快適に暮らせています。
特にオススメのハイドロテクトタイルの外壁は、耐久性も機能性も素晴らしいと感じています。他のハウスメーカーで全面タイル貼りにしようと思うと、莫大なお金が掛かってしまうので、一条工務店のオプション価格は破格の値段だと思います。
基本的に「標準仕様が充実している」と言われる一条工務店ですが、やはりオプションがあることで快適な暮らしに繋げられることは間違いないと思います。
私が採用したオプション以外にもかなりの数のオプションが存在しますのでぜひとも営業さんに確認、またはいろんな方のブログで勉強してみて下さいね。
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