前回までの記事でコストコのガゼボを建てるためのウッドデッキ下準備とガゼボ自体の組み立てを紹介してきました。
コストコガゼボDIYの総仕上げとしてガゼボ基礎、ウッドパネル敷き、LED照明取り付けの手順について紹介していきます。
コストコのガゼボ(サンシェルター)に興味がある方、購入しようと考えている方の参考になればと思います。
- ウッドデッキ土台作り(前回おさらい)
- コストコガゼボ組み立てDIY(前回おさらい)
- ウッドデッキ造り
- ガゼボ基礎造り
- ウッドパネル仕上げ&カーテン取り付け
- コストコLED(ストリングライト)照明取り付け
- コストコガゼボDIYまとめ
- オシャレな外構を安くするコツ
ウッドデッキ土台作り(前回おさらい)
まずは前回おさらいです。
ウッドデッキ上にガゼボを建てる計画を立てて、ウッドデッキ土台造りをしてきました。
ウッドデッキの土台部分DIYの記事はこちらです。
上の記事の内容を少しだけ紹介します。
ウッドデッキ土台_計画図面
ウッドデッキ土台造り
「樹脂パレット」はネットで購入するか、かなり大型なホームセンターであれば売っている場合もあります。
コストコガゼボ組み立てDIY(前回おさらい)
上で紹介したウッドデッキの土台が完成したので、コストコにガゼボを買いに行き、自家用車で運搬、組み立てもほぼ一人でやりました。
ガゼボ購入&自家用車で運搬
2022年コストコ店頭での販売価格は159,800円で購入。
2021年までは3万円も安い129,800円で販売されておりましたが、原材料の高騰などで高くなってしまっていました。
ガゼボ組み立てDIY
今まで見たことがないような数の部品が入っています。
写真に写っている脚立は「万能はしご」という商品で購入した方が良いですね。屋根部分を組み立てる際、コレがあると作業が捗るのと、かなり安定していますので安全に作業を進めることが出来ます。
屋根の骨格を作っていき、骨格が出来たらいよいよ屋根材を嵌めて、ボルトでひたすら固定していきます。
ウッドデッキ造り
ウッドパネル貼り
楽天市場Amazon
1枚あたり240円とホームセンターで購入するよりもかなり安い!ウッドデッキを作るにあたって、まずは30×30cmウッドパネルが何枚必要かを計算するためエクセルで図面を描き計算。
必要なウッドパネル枚数も算出。これだけの広さだと161枚ものウッドパネルが必要でした。今回はネットで162枚を購入 (108枚セット+54枚セット=162枚 28,800 + 14,800 = 43,600円)
このウッドパネル、ジョイント部分が非常にシンプルで、位置を合わせて上からパチンと嵌めるだけ。
どんどんウッドパネルを敷き詰めていきます。一枚一枚は簡単に設置出来ますが、なんせ数が多くて161枚もありますので時間が掛かります。ガゼボ柱部分は樹脂パレットではなくコンクリートブロックだったのですが、高さが若干合わなかったので以前使っていた不要なウッドパネルで高さを合わせました。
ウッドデッキ幕板張り
ここからはウッドデッキ側面に幕板を張っていきます。
使用する幕板はホームセンターで購入したワンバイフォー材で、防腐剤が加圧注入されてあるものを使用。防腐剤が加圧注入されているので木が腐りにくく色合いも良くなっています。
ホームセンターで丁度良い長さにカットしてもらいました。
幕板の固定はステンレスのタッピングスクリュー。樹脂パレットに固定をしていき、角の部分はタッピングスクリューで固定をしていきます。実は地面から2〜3cmほど浮かせてあります。地面から離すことで地面に溜まった雨水を避けて、木材が腐ることを防ぐことができます。
角の木材合わせ部の裏にはステンレス補強金具を使って強度を上げています。
ウッドデッキ幕板が出来たら、ウッドデッキ角のウッドパネル高さを合わせるため、砂利を入れて固めます。しっかり固めるために、後ほどモルタルを作って流し込みますが、いったんここでウッドパネル基礎造りに移ります。
ガゼボ基礎造り
アンカーボルトで地面へ固定
コンクリートを流し込む前に、横からの力で柱が動かないようにアンカーボルトを地面に打ち込んでいます。
柱1本に対して2本のアンカーボルトを打ち込んでいます。
コンクリートでガゼボの柱を埋める
コンクリートはそこそこの量を必要としますので、安くするためホームセンターで生セメントを購入し、自分で砂と砂利を混ぜ合わせてコンクリートを作ります。
コンクリートとはセメントに砂と砕石(バラス)を混ぜたものになります。
一般的にコンクリートは「生セメント1:砂2:バラス3」の割合と言われていますので、おおよそこの割合で混ぜていきます。
いよいよコンクリートを流し込みます。
補助枡の高さまで作ったコンクリートを流し込みます。
金ゴテを使ってある程度平らに均します。このときコンクリートが跳ねてガゼボの柱が汚れてしまう可能性があるのでマスキングテープやビニールテープなどでガゼボの柱をマスキングしておきましょう。
丸一日経つとコンクリートが固まってきます。大人の力で思い切り押してもビクともしません。
コンクリート部分の重量が柱1本だけで約50kgあるので、4本で200kgの重りを付けたことになりますね。しっかりとした基礎計算をした訳ではないのですが、かなりの風に耐えられるようになったのではないでしょうか。
ウッドパネル仕上げ&カーテン取り付け
丸砂利を敷き詰めることで基礎部分が完全に隠れました。
ガゼボ付属のカーテンは、カーテンレールに引っ掛けるだけの簡単取付。
カーテンを閉めれば、虫も入って来ないですし、陽の光もシャットアウト出来る優れもの。
プライベート感のある空間も楽しめます。
コストコLED(ストリングライト)照明取り付け
ガゼボにストリングライト取付
照明スイッチ取付
無事に点灯出来ました!めちゃめちゃ良い雰囲気を出せます。
簡単に照明ON/OFF出来るので使い勝手も良いですよ。
コストコガゼボDIYまとめ
暖かい時期には一日中外でゆっくりと過ごすことも出来ますし、大人数でBBQをすることも可能です。
地面から1段上がったウッドデッキが何か「特別感」を出してくれます。
これからガーデンファニチャーを購入して、リゾート風にしていきたいですね。
掛かった費用
244,560円
<内訳>
・ウッドパネル162枚:43,600円
・ウッドデッキ用樹脂パレット10枚:15,000円
・ウッドデッキ用基礎ブロック16個:1,920円
・ウッドデッキ用幕板1×4材 10本(780円/本):7,800円
・防水スイッチ:1,680円
・LEDストリングライト:4,800円
・基礎補助枡:1,580円×4個= 6,320円
・生セメント:480円
・白色丸砂利20kg:1,160円
・備品(タッピングスクリュー、補強用ブラケット):2,000円
安くはない金額ですが、これを外構業者にやってもらうと100万円弱掛かりますので、DIYをすることで非常に安く造ることが出来ます。
オシャレな外構を安くするコツ
基礎だのウッドデッキ土台だの全部DIYは無理!という方は基礎の部分だけでも外構業者に依頼してみるのも良いかと思います。
その際、ひとつだけの外構業者に見積もり依頼を掛けるだけでは見積りが非常に高くなってしまう可能性がありますので、必ず「無料一括見積もりサービス」を利用するようにしましょう。
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