新築マイホームで失敗したくない「照明」。照明の配置に失敗するとなかなか後付が難しく、頑張って後付したとしても見た目がイマイチだったり、お金が掛かったりするので絶対に失敗したくないポイントですよね。
我が家は住み始めて3年経ちましたが、廊下の照明(人感センサ付き)の配置を完全に失敗してしまいました。
今回は私が失敗してしまった廊下のLED照明についての記事を書いていきたいと思います。
我が家のLED照明について
・間取り:平屋4LDK
(寝室+子供部屋+子供部屋+和室+LDK)
・建築面積:31.46坪/104.02㎡
・施工面積:31.31坪/103.51㎡
LDK(リビング・ダイニング・キッチン)、和室、主寝室、子供部屋×2という構成の「4LDK」です。
家の間取りについての記事はこちらです。
〈照明図面〉
我が家の照明は、「一条工務店LEDキャンペーン」と呼ばれる3,000円/坪で家の全ての照明をLEDに出来る節電・省エネキャンペーンを採用しています。
一条工務店「LEDキャンペーン」とは
一条工務店のLEDキャンペーンとは3,000円/坪(延床面積)で家中の照明を全てLEDに出来るキャンペーンです。
実際には、一条工務店オリジナルのLED照明を「一定の個数、比較的に安く付けられます」といったものです。
基準内の個数であれば一定の金額でLEDの照明を付けることが出来ます。またこのLEDキャンペーンのなかには「電気配線」や「スイッチ」の金額も含まれているため、同程度のスペックのLED照明であればパナソニックなどの他社メーカーと比較して少し安く設置が出来ます。
ただし、付けられる種類が少なく、ダウンライトorシーリングライト、照明色の選択肢しかないため、照明にこだわりたい方にとってはあまり嬉しさが無いのかもしれません。
照明の失敗箇所
実際に住んでみて初めて自分の設計した照明配置が失敗していることに気付きました。
それは
1.廊下のLED照明の取り付け位置
2.廊下の勝手にスイッチ(人感センサー)の取り付け位置
の2点です。
それぞれどんな失敗だったのかを紹介します。
1.廊下のLED照明の取り付け位置
失敗したのは廊下のLEDダウンライト照明。
上の電気図面の青枠のところですね。
私の家の廊下には、掃除機やモップなどを収納している押入れがあります。家の中心にあって使いやすい位置にある押し入れですが、廊下の照明関係で失敗してしまいました。
問題はこちらの位置。
緑色の丸枠で囲った部分が廊下のダウンライト照明ですが、天井に取り付けた照明から押入れまで距離があるため、押入れを開くと扉が照明からの光を遮ることもあって中が少し暗いんですね。(画像のグレー部分)
もちろん、見えないわけではないですが細かい物を探すときに少し不便だなと感じます。(押入れなので、暗いのが当たり前だという方もいると思いますが、そこは感じ方ですね。)
2.廊下の勝手にスイッチ(人感センサー)の取り付け位置
こちらは大した失敗ではないのですが、紹介しておきます。
我が家の玄関、廊下、トイレはパナソニックの「かってにスイッチ」といわれる人感センサーを付けています。
【かってにスイッチとは】
Panasonicの「かってにスイッチ」。自動でセンサーで人を感知して勝手に照明が付くものですね。
出典:https://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haisen/switch_concent/switch/katte/toilet.html
品番:WTK1411(親機)
操作盤には 「自動」「連続入り」「切」の切り替えスイッチがありますので、連続入りしたいときには切り替えられます。あたりまえですが私の家ではほとんど「自動」にしていますね。
操作盤で、
・ライトの点灯時間(10秒~30分)
・明るさセンサの感度(周囲の明るさに応じて点灯するか、しないかを判定する閾値)
を設定できます。
品番:WTK1911(子機)
こちらは親機であるWTK1411と連動しているセンサーで、操作盤は付いておらず、親機の設定に連動しているものですね。
比較的に短時間しか使わない廊下、トイレ、玄関などの場所での「かってにスイッチ」(人感センサー付き照明)は非常に便利です。
家に帰って来て玄関を開けると電気が勝手に付いてくれますし、ちょっと廊下を移動するときも、照明を付ける手間が省けますし、消し忘れも防止してくれます。
しかし、今回失敗したのはその廊下の押入れ。
先程上で紹介した「かってにスイッチ」のセンサーが廊下に2つ設置してあり、廊下のどの位置にいても人がいることを感知出来るように設置していたつもりでした。
しかし、押入れから物を取り出す際に扉を開けてしまうと、、、
水色の範囲がセンサーが感知できるエリアです。
このように扉がジャマになって、押し入れの前エリアがセンサー感知エリアから外れてしまいます。人の動きが感知出来ないため、一定時間経過すると照明が消えてしまい、真っ暗になってしまいます。
(私の家の照明点灯時間は120秒。設定時間を長くすればいいじゃないかと言われればそうですが、それだとセンサーライトの意味があまりなくなってしまうので。。。)
暗くなるたびに押入れから一度離れて、照明を付ける動きをしてみたり、自動照明から手動照明に切り替えたりしています。
この動作、ハッキリいって面倒です。
押入れからの取り出し、収納する動作すること、時間を想定出来ていなかった事が失敗の原因です。
どうすれば失敗は防げたか
どうすれば失敗することなく暮らしやすい設計が出来るか。
やはり「住んでみたことを徹底的に想定(妄想)してみる」ことです。
今回の私が失敗した(1)押入れの中の照明暗いというケースだと、
このように押入れの真上に照明を配置すべきでした。
こうすることで押入れの扉を開けても中が明るくなります。なかなか図面段階では「押し入れの中が暗いかも」という想像は出来ませんが、自分の1日の行動をしっかり想像みることでこうした失敗を防げるかもしれません。
まとめ
照明は家を建てることにおいて大変失敗しやすいポイントです。
しっかりと住んだあとの生活の動作(掃除、洗濯、料理、食事、睡眠、トイレなど、、、)を妄想して設計した照明の種類、配置が使いやすいかどうかを考えておくことをオススメします。
一度決めた間取り・照明はそう簡単には変えられません。後悔しないように色々な本、ブログから情報を集めて細かいところまで考えるようにしましょう。
今回の記事で紹介した内容が、これから新築マイホームを検討する方、計画中の方の参考になればいいなと考えています。
廊下に関する記事です。こちらも参考にしてみてください。
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