高窓とは
高窓とは、採光や換気を目的として、天井付近に設置された窓のことを指します。部屋を明るくしたり、窓の形を変えることでオシャレに魅せることも出来ます。一般的にはFIX窓(嵌めごろし窓)にすることが多いようですが、換気の目的とする場合はリモコンで開閉操作出来るようにします。
出典:https://rehome-navi.com/articles/481
高窓のメリット
外から家の中が見えないような高い位置に設置しますので、「プライバシー性が高い」というのがメリットです。プライバシーを守りながら採光出来るので、道路側などの外からの視界が気になるところへの設置に適しています。横長の窓の形にすると、光が部屋の中に広がりやすくなります。
高窓のデメリット
デメリットはあまりありませんが、あえて挙げるとすると「掃除がしにくい」。窓の淵にホコリが溜まりますが、目線の高い位置に設置しますので、柄のついた道具を使うか、脚立、椅子に乗っての作業が必要になります。
我が家のリビング(LDK)の特徴
私の家は平屋ですが、広さ20畳のLDKとなっています。特徴は平屋でも天井の高い「勾配天井」を採用したことです。そのうち、10畳(20マス分)を勾配天井の範囲としており、開放感のあるリビングになるようにしました。
勾配天井で開放感のある空間となっているのですが、その高い天井の壁に「高窓」を設けて、明るいリビングとしています。
高窓の計画図面
上の平面図の赤〇部分で、家の東側(幅2606×高さ454mm)と、勾配天井の高い位置(幅1787×高さ454mm)の2か所に高窓を設置しました。
図面の意味を説明しておきますと
・「J5915」=サッシ幅59=5.9尺=1787mm、サッシ高15=1.5尺=454mm
(どうやら窓の部材のサイズのようで実際はもう少し小さくなります。)
・「E」=電動ハニカムシェード
・「断」=断熱ハニカムシェード仕様の生地
・「1」=シェードの上げ下げがリモコン操作
・「合」=合わせガラスです。一条工務店の「トリプル断熱サッシ」のため、断熱もしっかりできます。
我が家の外観パースですが、外からみるとこのような位置に窓を設置しています。平屋なのですが、2階建てのような位置に窓があります。もちろん外からは部屋の中は見えません。
リビングWeb内覧会
高窓のおかげで明るいリビング
高窓の付いている我が家のリビングです。勾配天井の天井近くに高窓があるおかげで、部屋はかなり明るく、昼間は照明が不要です。
道路側の窓なのですが、高い位置に設置してあるためプライバシーを守りつつ、家の中に光を取り入れることが出来ます。また、個人的には横長の窓があると部屋がオシャレに見えるので大変気に入っています。
東側の高窓は、朝日が射し込んで、非常に爽やかな朝を迎えられる明るいリビングになっています。朝起きて、家の中で光を浴びられるのはかなり気持ちがいいですね。
窓の断熱性能について調べた記事も参考にしてみてください。
カーテン代わりのハニカムシェードで窓の断熱もしっかり
もちろん高窓といえども一条工務店標準の「ハニカムシェード」は付いています。寒い日や夜は、下の写真のようにハニカムシェードを閉めて断熱しています。ハニカムシェードのおかげでブラインドとなり、カーテンは不要です。
手の届かない位置に高窓を付ける場合の注意点ですが、ハニカムシェードを開閉するヒモが届きませんので、必ず「電動ハニカムシェード」を付ける必要があります。一条工務店のオプションで10,000円ですので、一条工務店で家を建てる方にとってそんなに高額ではないのかもしれませんが注意が必要です。
高窓設置にお金は掛かる?
結論から申し上げますと私の家では無料でした!「私の家では」と書いたのは理由がありまして、一条工務店では有名な「一条ルール」があるからです。
一条ルール(窓)とは
一条工務店で建てた方はご存知かと思いますが、一条工務店特有の「制約」があります。様々な制約がありますが、部屋に設置できる窓の大きさや、数にも限りがあり、その制約の中で図面検討しなければなりません。
窓の基本的なルールとして、標準で取り付けられる窓は
・~8畳の部屋:2枚
・8~12畳の部屋:3枚
・12畳~の部屋:4枚
と決まっており、これを超える場合は追加料金が掛かる、もしくは取り付けられないというものです。(部屋の形状や構造にもよります。)
一条ルール内であれば高窓であろうが追加料金は掛からない
今回のケースですと、私のリビング(LDK)は20畳であり、標準で4枚の窓を設置できることになります。高窓もこの4枚の中に含めることが出来ますので追加料金は掛からないということになります。(ただし、FIX窓にすると追加料金が掛かると営業さんに言われましたので、その他の細かいルールが存在するのかもしれませんね。)
まとめ
今回の記事のお伝えしたかった内容のまとめとしては
・高窓を設置することで明るいリビングになる
・一条ルールの制約内であれば高窓でも追加料金は掛からない
ということです。何よりオシャレに魅せることが出来ますし、窓もそんなに大きなものではないため、断熱性能もあまり落ちることがありません。追加料金を払わずに設置できるケースもあるので、これからマイホームを計画されている方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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