新築マイホームを建てたら、何かと増える荷物。自宅に余るほどの収納スペースがあれば問題ないのですが、屋外で使うようなレジャー用品、アウトドアグッズは物置に収納している方も多いと思います。
大きな物置を設置したい方もいると思いますが、ホームセンターなどで購入する際、本体価格とは別に「工賃」が取られてしまいますよね。
物置のサイズが大きいほどかなりの金額を取られてしまいます。
本記事ではホームセンターで購入した物置の組み立てを自分でやってみましたので、その手順、方法を紹介したいと思います。
物置の設置に掛かる費用を少しでも減らしたい方、何でも自分でやってみようと思っている方はぜひ参考にしてみて下さい。
購入した物置「ビニトップ(VINYTOP)」
物置のサイズ
ビニトップにも大小様々なサイズがありますが、今回購入したのは「NW-2310T」という2.26㎡(0.69坪)の広さ、土台の大きさは幅2335×奥行970mm。
増えてきたアウトドア(キャンプ)グッズ(家族4人分のイス、テーブル、テント、タープ、BBQセットなど)を物置に保管したいために今回購入しようと思ったのですが、約0.7坪もあればアウトドアグッズだけを保管するのであれば十分です。
組み立てDIYに必要な道具
・電動ドライバー
・ゴム手袋
・脚立
必要な道具としてはたったこれだけ。
基本的に、物置の組み立てはボルト、ナットの締め付けだけるだけですが、かなりの締付け箇所となるので電動ドライバーは必須です。
(手回しのドライバーが付属していましたが、かなりの時間を要するので手作業はオススメしません。)
ゴム手袋は、金属部品の角で手を切る恐れがあるため、手を保護する目的と、重い部品を持つときに滑らなくなるため作業が楽になります。
また、物置の大きさにもよりますが、背の高い物置を組み立てる際は天井の作業が辛くなりますので、必須ですね。
これらは事前に準備しておきましょう。
物置小屋のDIY手順紹介
1.自宅に物置の組み立て部品が届く
今回、物置はホームセンターで購入し、自宅まで配送してもらいました。
かなりの数のパーツです。全部合わせるとかなり重たいため、配送をお願いした方が良いですね。
(今回頼んだホームセンターは配送料500円とかなり良心的でした。)
2.基礎ブロックを並べる
物置を組み立てる前にブロックを並べて基礎を作る必要があります。
基礎ブロックは説明書に従い、
横4個×縦3個=12個が必要との事でしたので、こちらをホームセンターで購入。
ブロック1個当たり143円。ただのブロックですので高くはありません。こちらを12個購入。
物置を設置する場所にブロックを並べていきます。
3.物置の土台を組む
いよいよ物置の土台を組んでいきます。説明書の通り、土台の枠の部品を付属のナット、ボルトで締付けます。
枠は締め付けだけなので電動ドライバーがあれば、作業自体は簡単です。
気をつけるべきポイントは、土台が傾いていると物置が出来上がったあと、扉が開かなかったり、勝手に開いたりすることもあるので、水平器を使ってしっかり水平を出すようにしましょう。
高さがあるブロックをゴムハンマーで叩いて調整します。
簡易的な水平器であれば、100円均一ショップにも売っていますよ。
枠が組み付け終わったら次は床材を置いていきます。
向きを合わせて端のほうから置いていく作業だけですので非常に簡単。、
床材を置き終わりました。
4.側面の柱組み立て
床の次は壁の骨組みを作っていきます。
骨組みの部品を床の部品と組み合わせて、ボルトで締め付けていきます。
ボルトで締める前は非常にグラグラするので、ここは可能であれば2人作業で柱を支えてもらうほうが良いです。
柱の上側、前後に続く柱を組み付けます。
これを組み付けると側面の柱は安定します。
こちらの部品はかなり重いので二人作業が望ましいです。そして、かなり高い位置にあるため、脚立があると作業が楽です。
次は屋根の側面部分に意匠となるカバーを組み付けます。
5.屋根の設置
骨格が出来ましたので、次は屋根を載せていきます。
天井は床材を敷いたときと同じように、上から乗せて、ボルトで固定するだけです。
だんだんと形になってきました。
6.壁の組付け
次は壁の組付けになります。
7枚に分割された壁の部品を、床の穴にはめながら立て掛けていきます。
壁1枚につき、6箇所程ボルト固定が必要です。かなりの箇所になるので、電動ドライバーは必須アイテムですね。
初めからボルトを強く締め付けてしまうと後から組み付ける壁の穴が合わなくなってしまう事があるため、仮締めして全ての壁が仮締め出来たらしっかりと本締めするとスムーズに組み立てる事が出来ます。
7.スライド扉の組み付け
全ての壁が取り付け終わったら最後は前側のスライド扉を組み付けます。
前側の扉は3枚に分割されており、うち1枚が固定され、2枚がスライド出来る扉となります。
左右どちらでも開閉可能ですが、今回は右側を開けられるようにしました。
取り付け自体は簡単で、まず物置の内側から左側の壁をはめ込んでいきます。
この時少し力を入れての作業が必要です。
はめ込みが終わったらボルトで固定。
その後、同様に物置の内側からスライド扉をはめ込みます。(少し力が必要ですが、作業自体は非常に簡単。)
スライド扉の取っ手や、スライドしたときに1枚目と2枚目の扉が連動して開くようにする部品を付けて終了です。
※ここからアンカー工事をして、台風で飛ばされないようにする必要があります。
アンカー工事についてはこちらの記事を参考にしてください。
物置組み立てDIYに掛かった時間と費用
物置組み立てに掛かった時間は、一人作業で「5時間」でした。
途中、扉の方向を間違えたり休憩を入れたりしていましたので、実質掛かった時間は、4時間程度だと思われます。
ホームセンターの方に話を聞いたところ「だいたい慣れた人で3時間程度掛かる」との事でしたので、DIYに慣れていれば3時間で終わるのかもしれませんね。
一方、費用は組み立てるだけ、必要な部品は全て付属していますので「0円」です。
こちらの組み立てを業者にお願いすると「25,000円」掛かります。
購入する物置の大きさにもよりますが、かなり高額ですよね。
これがタダになるのは大きい。
25,000円 ÷ 5h = 5,000円/h
で時給5,000円の仕事をしたと思えば、かなり割のいいバイトですよね!
まとめ
私もDIYに関しては素人で、あまり知識もありませんが、ホームセンターで購入する組み立て式の物置小屋は今回のように簡単に組み立てる事が出来ます。
ブロックの設置、水平レベル合わせなどなど一見ハードルが高いように見えますが、全くそんなことはありません。
付属の説明書通りに組み立てていくだけですので簡単ですが、不安な方はホームセンターの担当者にやり方を聞けば教えてもらえます。
ぜひともトライしてみて下さい。
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