「タープ」と聞くと初めにイメージするのはアウトドア・キャンプではないでしょうか。タープは夏のアウトドアにおいてリビング空間を造る大事なアイテムですが、自宅の庭の日差し対策としても使うことができます。
以前、こちらの記事で庭に大型スクエアサンシェードを紹介しましたが、「大きくて収納スペースが取られる」「重量がある」という問題がありました。
今回はこの二つの問題点を解決するために軽くてコンパクトになるキャンプ用のタープを庭のサンシェードとして使用してみました。キャンプ用のタープを庭の日差し対策として使用するメリット、取り付け方法について紹介します。
自宅の庭に大きな日陰を作りたい方の参考になると思いますので、ぜひともやってみて下さい。
タープを家の庭に設置するメリット
日避けになる
アウトドア用タープは、ホームセンターで販売されている通常のサンシェードよりも対候性があり、紫外線カット率が高いという特徴があります。
裏地に「シルバーコーティング」という特殊加工がされているタープも増えてきましたが、遮熱効果が高く日陰が涼しいといった特徴があります。
雨よけになる
アウトドア用タープは、多少の雨が来ても雨を弾く仕様になっています。
耐水圧という表され方をしますが、1,500mm~2,000mm程度あれば十分少量の雨であれば耐えることが出来ます。
ただし、雨に濡れたまま放置するとだんだん雨を弾かななくなるので濡れたままにしておかないように注意しましょう。
オシャレに見せることが出来る
自宅庭にタープが張ってある家はオシャレですよね。
アウトドア用タープは、様々なブランドからデザイン性の高いものが販売されています。自宅の庭にオシャレなタープが張ってあれば注目間違いなしです。
我が家の庭のスクエアサンシェードの収納問題
家の庭の日差しの対策として、以前スクエア型サンシェードを取り付けました。
この日陰の下でバーベキューをしたり、夏はプールを出して水遊びをしたりと大活躍です。
しかし、このサンシェード、かなりの大きさがあり、強風の際は取り付けたポールにかなりの負荷がかかるため、風が強くなりそうな日は毎回撤収し物置に収納していました。
4.8m×4.8mもあり、その大きさゆえに「収納の際にかなりも収納スペースを取ってしまう」「重量があるので片付けが大変」という問題がありました。
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軽量でコンパクトに収納できるアウトドア用タープ
一言でアウトドア用タープと言っても
・サイズ
・素材(ポリコットン、ポリエステル)
・形状(スクエア、ヘキサ、レクタ、ウィング)
様々な用途がありどれを選んだら良いのか分からないと思います。
自宅庭にオススメのタープ
自宅の庭に日陰を作るのであれば、
・形状:スクエアタイプ
・素材:ポリエステル
のものが軽くて安価なものが多く手が出しやすいですね。
私がオススメするのが「FIELDOOR(フィールドア)」というメーカーの「レクタタープ」
この「FIELDOOR」というブランドから、サイズや形状違いのものもかなりコスパの良い商品が販売されていますよ。
自宅の庭にタープ取り付け
今回、家のリビングの掃き出し窓の頭上から庭にかけて、タープを取り付ける方法を紹介します。
外壁への金具の取り付け
家のリビングの掃き出し窓の頭上に、タープ取り付け用の金具(アイプレート)を取り付けていきます。
取り付け方は、まず外壁にドリルで小さな穴を空け、そのあとでタッピングスクリューで固定していきます。
以前の記事でも紹介しています。
ラティスポストの設置
反対側のタープを取り付けるためのラティスポストは、外構の時に付けていたフェンスの柱にポールに固定する方法を取りました。
詳細が知りたい方はこちらの記事を参照してくださいね。
【エクステリア】真夏の日差し対策!庭のサンシェード取り付けDIYを紹介! - 暖かい家づくり(一条工務店 平屋i-smartで快適生活)
FIELDOORレクタタープ取り付け
非常にコンパクトにまとまっており、開封すると
・タープ本体
・ペグ
・メインロープ
・サブロープ
が全て入っており、ロープには長さを調節する「自在金具」も付属しておりました。
今回はサブロープ4か所を使って取り付けてみます。
まずは家の壁側。ロープだけでも問題ないのですが、私は風の影響を少しでも緩和するために壁側に「バンジーコード」というゴムのロープを取り付けて、ゴムが伸び縮みすることで風の影響を少しでも抑えてみました。
家の壁側にタープを取り付けるとこのような形になります。
かなり大きい。3枚の窓が全て隠れています。
反対側も「バンジーコード」を取り付けて、コードの先にタープロープを取り付けていきます。
実は、ロープ先に「カラビナ」(スプリングフック)を取り付けていて、タープの取り外しが簡単になるように工夫しています。
庭のタープ取り付け完成
庭のタープ取り付け完成です。
この日もかなり天気が良く、強い日差しでしたが、タープの日陰の下はかなり涼しい!
子供たちも久しぶりに外に出て、タープの下で水遊びをしたり、コストコのプレイハウスで遊んだりで楽しそうでした。
FIELDOORレクタタープ レビュー
実際に使用してみて、まず良かったのはコンパクトな収納。
写真ではあまり伝わらないのですが、収納袋にピッタリ収まりコンパクトなサイズ感。
今までの大型サンシェードは届いたときはこんなにコンパクトでしたが、一度広げると全くコンパクトにならない。
その点、このFIELDOORのレクタタープは収納袋も付いてますし、しっかり収納袋に収まるように畳めます。
また、耐水圧2,000mm以上ということでしっかり雨を弾きます。一度だけ雨が降ってきたことがありましたが、完全に雨を弾いて、タープ下では濡れませんでした。
余程強い雨が降らない限りは濡れることなく過ごせると思います。
ただし、タープの張り方が悪いと、雨が流れずタープ上に溜まって、その重さでタープが破れたり取り付け部が破壊されたりしますので注意しておきましょう。
そして一番良かったのは「シルバーコーティング」。
裏生地面にコーティングされてあるので、日差しの下ではかなり涼しさが違います!
メーカーによればシルバーコーティングの効果で最大4.1℃の遮熱効果があるそうです。
紫外線も97%カットしてくれるとのことですので、暑い夏での庭の過ごし方に良い影響を与えてくれそうですね。
まとめ
今回、自宅の庭にサンシェードではなくアウトドア用タープを使ってみましたが、結果は「完全にタープにして良かった!」と感じます。
紹介したタープは安価ですし、元々アウトドア用ですので風にも強く破れにくい。しかもタープの下は涼しい!と、ホームセンター等で売られているサンシェードと比較すると使い勝手がかなり良いです。
一昔前、アウトドアグッズは高くてなかなか手が出しにくかったのですが、これだけの性能のものが安く手に入る時代になっていますので、自宅の庭でも使ってみてはいかがでしょうか。
大型サンシェードのDIY取付を考えられている方は参考にしてみて下さいね。
トライアングル型、スクエア型サンシェード取り付け方法についてはこちらの記事です。
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