一条工務店で家を建てる際、「リモコンニッチ」というオプションがあります。2018年に「キッズデザイン賞」を獲ったこともあり知っている方もいるのではないでしょうか。一条工務店で家を建てる方には人気のオプションであり、オプションの中では価格も手頃なほうですので、採用した方、もしくは採用を検討している方が多いのではないでしょうか。この記事では、リモコンニッチのメリット・デメリット、私がリモコンニッチを採用した理由、使い勝手について記述していきたいと思います。これから新築マイホームを検討している方の参考になればいいかなと思います。
リモコンニッチの基本情報
「リモコンニッチ」とは、一条工務店オリジナルの製品で、ホワイトボード機能、100Vコンセント、マガジンラック、照明スイッチやインターホン、床暖房等の操作盤を集約している一条工務店のオプションです。
出典:https://www.ichijo.co.jp/topics/kidsdesign2018/
正確には「リモコンニッチsa」という名称で、「sa」とは、一条工務店ブロガーの中で有名な「さすけ」さんの「さ(sa)」です。さすけさんが一条工務店との打ち合わせをしている際に、一条工務店側に提案し、施工したのが始まりで人気となり、正式にオプション化されました。
リモコンニッチはオプション?標準?
リモコンニッチは「オプション」という情報であったり「標準」という情報であったりが飛び交っていますが、リモコンニッチは「オプション」です。
元々はオプションという扱いだったのですが、2016年9月に「リモコンニッチsa」という名前に変わり、標準仕様の扱いになり、追加料金を払わなくても付けられるようになりました。しかし、その後一条工務店側の都合なのかオプションに逆戻り。¥10,000/箇所の追加料金が必要になりました。
恐らく必ずしも必要ではない方もいる設備に対して、「標準」としていること自体がおかしいと考える人もいるということではないでしょうか。いくら標準料金とはいっても、もともとの坪単価に含まれているのですから、リモコンニッチが要らない方からすると無駄にお金を払っていることになりますからね。
キッズデザイン賞を受賞
一条工務店のホームページにも載っていますが、こちらのリモコンニッチは2018年(第12回)キッズデザイン賞を受賞しています。
キッズデザイン賞とは、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「創造性と未来を拓くデザイン」そして「子どもたちを産み育てやすいデザイン」の顕彰制度とあります。
出典:キッズデザイン賞とは|KIDS DESIGN AWARD(キッズデザイン賞)
リモコンニッチの機能
リモコンニッチに付いている機能を紹介します。
マグネットボード
リモコンニッチの上部にはマグネットボードで掲示板として使える機能があります。マグネットについては非常に便利で、カレンダーや学校の時間割等が貼れます。
まだ、子どもが幼児ですのであまり貼るものがありませんが、これから子どもが成長するにつれて活躍してくれるはずです。
私の家ではエアコンのリモコンの裏、電動ハニカムシェードのリモコンの裏にマグネットシートを貼り付けて、マグネットボードに貼っています。
インターホン、床暖房操作盤、照明スイッチなどの固定のものだけでなく、様々な「リモコン」 をリモコンニッチに集約しています。こうすることで、家中の色々な操作をここで操作することが出来ます。
ホワイトボード
リモコンニッチのマグネットボード表面はホワイトボードになっており、ホワイトボード用のマーカーで文字が書けるようになっています。
ホワイトボード仕様は2016年9月から織り込まれており、それ以前はただのマグネットボードで文字は書けませんでした。
私の家は2016年3月に建ちましたので、ホワイトボード仕様ではありません。ただ、私の場合はホワイトボードに何か書くといった事があまり無いため、特に必要ではないと思っています。
100Vコンセント
3箇所の100Vコンセントの下に、ちょっとしたものが置けるようになっていますので、私の家ではスマホ充電、スマートウォッチ充電、モバイルバッテリー充電の場所として使っています。これはかなり便利な機能ですね。
キッチンカウンターにもコンセントはあるのですが、そこでスマホ充電するとゴチャゴチャと散らかって見えますので、リモコンニッチで充電出来るのは嬉しいですね。
配線が丸見えになってしまうため、私の家では100均で購入したホワイトの小物入れを置いて、スマホ充電場として使用しています。
マガジンラック
リモコンニッチの下段にはマガジンラックが付いています。
ここによく使う雑誌、料理本を置くことが出来ます。
実際の私の使い方としては、タブレット(iPad)をここに置いています。ここに置いておけば、コンセントがあるので、タブレットを充電することも出来るため大変便利なタブレット置き場です。
私の家ではこちらのマガジンラックをDIYで黒板にしてみました。
子供がとても喜んで遊んでいます。DIYの方法をまとめた記事も書いていますので興味ある方は覗いてみて下さい。
メリット
操作盤・スイッチが集約出来る
リモコンニッチの中に太陽光パネル操作盤、床暖房の操作盤、部屋の照明スイッチを集約出来ます。リモコンニッチがなかった場合、様々な操作盤が直接壁面に並ぶことになります。リモコンニッチがあることでスッキリとしたイメージになります。
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照明スイッチの種類と位置について詳しく解説しています。
スマホ・タブレット充電ステーションとして使える
上でも紹介しましたが、リモコンニッチにコンセントが最初から付いているのでスマホ充電場として使えます。
私の家ではリビングには他のコンセントもあるのですが、床に近い位置にあり、スマホやタブレット充電をする際は、床に直接置く事になってしまいます。床に直接置くとスマホを踏むことも考えられます。特に小さな子どもがいる家庭は、スマホは手に届かない位置にある方が良いですね。
エアコンのリモコン置き場に出来る
リモコンニッチの上部はマグネットボードになっているため、エアコンのリモコンにマグネットシートを貼り付けておけば、ちょうど良い置き場になります。
「エアコンのリモコンどこにいったっけ?」ということも無くなりますよ。
デメリット
ホコリが溜まる
リモコンニッチは壁を凹ませて、小さな棚が何個もあるような形ですのでホコリ作が溜まりやすいというデメリットがあります。少しのホコリでも気になるような方は、それなりに定期的な掃除が必要になってきます。
追加(オプション)料金が掛かる
住宅設備の「標準」が多い一条工務店ですが、リモコンニッチは標準ではなく¥10,000/箇所のオプションです。オプションであればわざわざ付けないという方もいると思いますので、デメリットとして挙げています。
使い勝手の総評(まとめ)
総評ですが、リモコンニッチを非常に使いやすく、採用してよかったと思うオプションです。特にスマホ、タブレット充電ステーションとして使いやすく、大変重宝しています。私の家ではLDKのキッチンの近くにリモコンニッチを1つだけ採用しましたが、そこまで値段の高いオプションではないため、寝室にリモコンニッチを採用してみても良かったのではないかと今では思います。。これから家を検討される方の参考になればと思います
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