自宅の庭に立水栓を設置する場合、水受け(ガーデンパン)を置いていますか?ガーデンパンがあると、子供の屋外遊び道具、アウトドア用品などを洗う際に便利です。
ガーデンパンは外構業者に設置をお願いすることもできますが簡単に DIY することもできます。
本記事では立水栓ガーデンパンの役割・必要性と、DIY方法を紹介します。
外構費用を安くしたい方、何にでもDIYに挑戦してみたい方の参考になると思いますので、ぜひとも参考にしてみてください。
〈その他DIY記事〉
自宅駐車場のコンクリート&人工芝DIYもやってみました。オシャレに仕上がってます。記事はこちらです。
- ガーデンパンの役割と必要性
- ガーデンパンを外構業者に依頼する費用の相場
- ガーデンパンはDIY可能か
- ガーデンパンをDIYするメリット
- マイホーム立水栓のガーデンパンDIY
- ガーデンパンDIY完成
- ガーデンパンDIYに掛かった総額
- まとめ
ガーデンパンの役割と必要性
ガーデンパンの役割は、蛇口の下に受け皿があることで地面の泥が跳ねたり水たまりができてしまうことを防ぎます。
もちろんガーデンパンがなくても困らない人もいると思いますが、釣りやキャンプなどのアウトドア用品、クーラーボックス、レジャーシートなどを洗ったりする際、ガーデンパンがあると泥はね・水溜りがなくなり作業がしやすくなります。
ガーデンパンを付けない場合は自然排水(雨が降った時と同じように直接地面に水を浸透させる方法)となりますが、立水栓に砂利を敷くなどで泥はねを防いだりすることも出来ますが、砂利が散らばったりすることもあります。
ガーデンパンがあると見た目もおしゃれですし砂利が散らばったりすることもありませんので、あると便利なのは間違いないと思います。
ガーデンパンを外構業者に依頼する費用の相場
すでに自宅に立水栓がある場合、そこからガーデンパンを工事業者に施工を依頼すると、デザインにもよりますが、掛かる費用は3〜5万円。
内訳はざっくり部品・材料費に1〜2万円、労務費に2〜3万円の費用がかかります。(何社か見積もりを取った結果。)
※立水栓の設置から外交工事業者に依頼する場合は配管経路次第ですが、もっと高くなります。
ガーデンパンはDIY可能か
何もないところに立水栓をゼロから設置するのはかなり素人ではハードルが高いと思いますが、すでに庭に立水栓がある場合にガーデンパンのみを設置する場合は、経験がなくてもDIY 可能です。
ホームセンターやネット通販サイトでも「ガーデンパンDIYキット」が販売されており手軽に DIY でガーデンパンが作れるようになっています。
ガーデンパンDIYは、ガーデニングDIYの本でも紹介されているように、そこまでハードルを高くありません。
ガーデンパンキット紹介
ガーデンパンはホームセンターでも販売されていますが、ネット(楽天、Amazonなど)でも販売されています。
様々な種類があり、シンプルなデザインから凝ったデザインまで販売されています。
ガーデンパンをDIYするメリット
①外構業者にお願いするよりも費用をかなり抑えることができる
上で紹介した通り、外構業者に依頼すると最低でも3〜5万円の費用がかかります。
様々な形がブログで紹介していますが、完全なガーデンパンDIYですと、約4000円〜1万円で施工出来ます。
②ネット通販でガーデンパンを検索してもおしゃれなものは値段が高い
ネット通販ではおしゃれなガーデンパンがかなりの種類販売されています。
値段はピンキリで、プラスチックのあまりデザインにこだわりを持っていないものであれば1万円以下で販売されていますが、デザインにこだわっているものであれば2〜4万円掛かります。
③自分の好きな大きさでパン(水受け)が造れる
ネット通販ではサイズは規格が決まっていますのでパン(水受け)の大きさが小さいサイズしか販売されていません。
DIYする場合は自分の必要なサイズで作ることができますので、使い勝手の良いガーデンパンが造れます。
→私の趣味はキャンプですので、大型のクーラーボックスなどを洗うことがありますが、ネットで販売されているものはパン(水受け)の大きさが小さく、クーラーボックスがはみ出してしまいます。
それなら「安く、オシャレに、好きなサイズでDIY した方が良い」との考えになりました。
マイホーム立水栓のガーデンパンDIY
DIY施工前
私の家の外回りには、新築時に立水栓を二つ(玄関横、庭側)設置していますが、玄関ドアの近くの立水栓は外構費用を極力抑えるためにガーデンパンを設置する「バラス敷き」にしており、新築してから5年間そのまま使用していました。
排水用のパイプもこのように地面から飛び出したままで非常に不格好ですね。
ガーデンパンDIY方法
準備するもの
・ピンコロ石orレンガ
・生セメント
・金ゴテ
・スコップ
・トロ舟(コンクリートを混ぜるのに必要。大きなバケツでも可)
・目皿(排水パイプに合ったサイズ)
1.地面を水平に均しピンコロ石を並べる
ガーデンパンを設置する地面をまずは水平に整えていきます。
地面をならした後はしっかりと砕石の上から体重をかけて転圧します。
転圧をしっかりやっておかないと、ピンコロ石(もしくはレンガ)が経年で沈んでしまってガタガタなりますのでしっかりとサボらず転圧しましょう。
転圧が終わったらピンコロ石を並べていきます。今回作業を簡単にするためにホームセンターでピンコロ石が六つ連結されたブロック購入。
ブロック六つを長方形に並べていきます。
2.排水パイプのカット
新築マイホームの外構工事で排水用の配管だけを事前に取り付けていました。
この写真のように約10cm地面から飛び出しているのでこれをカットします。
カットに使用するのは100均などでも購入できるノコギリ。
排水用のパイプは樹脂製ですので安いノコギリでも簡単にカットすることができます。
地面から1 cmほど残してなるべく水平方向にカットします。
結構簡単にカットできましたが、少しだけ斜めになっているため目皿が綺麗に入りません。
そこで紙やすりを使ってカット面を水平に滑らかにしていく作業です。
目の粗い紙やすりでガリガリ削ってカット面がなるべく水平になるように調節します。
目皿が水平でパイプにきっちり嵌まるようになればOK。
3.モルタルで外枠(ピンコロ石)を固定
ピンコロ石は地面に置いているだけだと経年でずれてしまう可能性があるのでモルタルでしっかりと固定していきます。
セメント粉と水をトロ舟(もしくはバケツ)に入れて混ぜ、ホットケーキ生地程度の体になるまで練ります。
ピンコロ石を持ち上げて土台となる部分にモルタルを流し込み、その上にピンコロ石を置きます。
ピンコロ石の高さが一定になるようにゴムハンマーで上から叩き、地面に固定します。
ピンコロ石をしっかり固定しておかないと後々石がグラグラしたり、ズレて見栄えが悪くなる可能性があるので手を抜かずキレイにしましょう。
4.モルタルを流し込む
次にいよいよモルタルを流し込みます。
流し込みやすいように若干柔らかくても良いです。
モルタル用のコテを使って引き伸ばしていきます。
この時排水パイプに向かって水が流れるように少しだけ勾配をつけておきます。
モルタル作業をすると結構立水栓やピンコロ石が汚れるので、スポンジなどできれいに拭き取ります。
なかなか一発で綺麗な仕上がりにすることは難しいのでこの後何度かコテで表面をきれいにしていきます。
少し固まり始めてからコテで均すと綺麗に仕上がります。
ガーデンパンDIY完成
ガーデンパン使用感
ガーデンパンDIYに掛かった総額
業者にお願いするとかなり高いのでこの金額でできたことは非常に満足です。
まとめ
今回は「自分でガーデンパンを造る」というDIYにチャレンジしましたが、業者にお願いするよりも安く、そして自分の思い通りのサイズで作ることができたので非常に満足しています。
業者に頼むよりも費用がかなり安く抑えられ、その分他の外構に費用を回すことが出来ると思います。
時間さえかければ誰でも簡単にできることですのでなんでも自分でやってみたい方や、外構費用を極力抑えたい方は是非ともチャレンジしてみてください。
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