冬も終わり、暖かい季節がやって来ました。これからマイホームのお庭でバーベキューや家族と外で遊ぶ機会も多くなってくるのでは無いでしょうか。特に新築のお庭でバーベキューをするのは憧れますよね。(もちろんご近所さんに迷惑をかけない範囲で)また、小さなお子さんがいる家庭では自宅プールなどでお庭を活用する方も多いと思います。
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トライアングル型ではなく、もっと日差し遮る範囲の広い「スクエア型」のサンシェードの設置記事はこちらです。
アウトドア用タープを自宅庭のサンシェードにしてみました。
我が家の庭の日差し事情
我が家の庭の日差し事情から説明します。私の家の庭は南側にあり、隣の家が私の家の土地よりも下がった位置にあることもあり、大変日当たりは良いものとなっています。
写真のように夏場は照り返しが強く、自宅の庭なのに気軽に外に出かけられません。
準備するもの
タカショー「シェードセイル」
今回日陰を作るために使用するのはタカショーの「イージーシェードセイル」。
2,000円前後という値段で3m×3m×3mのトライアングルタイプのシェードはコスパが良い商品ではないかと思います。紫外線・UV約85%カットしてくれます。素材はポリエチレンで丈夫で破れにくいものになっていますので、非常に扱いやすいです。 取り付けに必要なロープ、金属ポールも付属してきます。ただし、金属ポールは細く、強度的に不安があるため今回は使用しません。
ラティスポスト
シェードセイルを取り付けるための柱です。
購入したのはホームセンターに売ってある2400mmのポールを3本。
(近所にあるホームセンターで購入しましたので、写真と実際に購入したものは若干デザインが違いますが、用途は同じです。)
購入したものは1本当たり1,480円ですので、
合計1,480円×3本=4,440円です。
シェード取り付け金具
シェードセイルを家の外壁とラティスポストに取り付けるための金具です。
一般的には鉄とステンレスがありますが、雨ざらしになるので少々値段が高いですがステンレスの留め具を使用しましょう。
1つ400円で、外壁側2個、ラティスポスト側3個の合計5個を購入しました。
合計400円×5個=2,000円ですね。
自在金具
キャンプのテントやタープを張る際によく使用される自在金具です。
10個で486円でお手頃の割に良い働きをしてくれる商品です。
その他必要なもの
・脚立
・タッピングスクリュー(サイズは取り付ける部品の大きさによって変わります)
・屋外用タイラップ(結束バンド)
・工具(電動インパクト)
タカショーのシェードセイル取り付け手順
まずはお庭にシェードセイルを並べてイメージを固めていきます。
3m×3m×3mだとかなり狭い範囲でしか日光を遮断できませんね。
今回はこのタカショー「シェードセイル」を2つ並べて設置していこうと思います。
イメージとしては上の写真のような感じです。
外壁への金具の取り付け
今回はシェードセイルを固定するために、外壁とポールをつないでいく計画ですので、まずは外壁に金具を打ち込んでいきます。
私の家は一条工務店「I-smart」の全面ハイドロテクトタイル貼りとなっているため、タイルとタイルの間にある隙間にシェード取り付け金具を打ち込んでいくことにしました。
金具を打ち込む周辺のタイルを剥がして、取り付ける方法もありますが私の場合はタイルを剥がさずに固定していきました。
取り付け方は、まず外壁にドリルで小さな穴を空け、そのあとでタッピングスクリューで固定していきます。注意点は、穴を空ける位置。穴を空ける位置に何もない事を図面、もしくは担当営業さんにしっかり確認してから作業を進めるようにしましょう。
また、あまり強く最後まで締めすぎると、タイルに負荷が掛かり、タイルが割れてしまいますので注意して作業しましょう。
ラティスポールへの金具の取り付け
外壁と反対側のシェードを固定する金具を取り付けていきます。
ポールは木ですのでタッピングスクリューで簡単に固定出来ます。
次にポールの設置ですが、私の家の場合は外構の時に付けていたフェンスの柱にポールを括り付けました。固定に使用したのは屋外用のタイラップ(結束バンド)です。
屋外用のため、紫外線を浴びても劣化しにくい様に加工してあり、数年使用しても大丈夫です。1本のポールにつき5箇所のタイラップで固定しています。
スプリングフック、自在金具の取り付け
シェードセイルの紐の先に取り付けるのが固定具としてよく使われる「スプリングフック」です。
これをシェードセイルの紐の先に付ける事で、ポールとの付け外しがワンタッチで出来るようになっています。
また、シェードセイルをしっかりと張る為に使用したのがキャンプのテントを張る際によく使用される「自在金具」と呼ばれるものです。
これをロープの間に通すことで、ロープの長さを自由に変えることができ、ピンと張ることができます。
シェードセイルの取り付け
準備が出来たらいよいよシェードセイルの取り付けです。
スプリングフックが付いているので取り付けはワンタッチで片手で出来ます。3m超えの高い位置に取り付けるため脚立は必須アイテムですね。
外壁側とポール側への取り付けの最中です。
シェードセイル1枚を張り終えました。ロープの長さは後で調節してカットすれば良いのでロープが余っていますが、とりあえず2枚目を取り付けていきます。
外壁側にもロープを取り付けていきます。
すべてのロープが取り付け出来たらロープを引っ張り自在金具で調節して、しっかりと張っていきます
シェードセイル取り付け完成
ロープをしっかりと引っ張って緩みが無いようにすれば完成となります。
シェードセイル1枚だと隠れる範囲がかなり狭いのですが、2枚あるとそこそこの広い範囲の直射日光を防いでくれます。
2枚分割されていることにより、多少の風を受けても隙間から風が抜けていくので、シェードやロープ、柱に負荷が掛からず、風に煽られることも少ないですね。
また、トライアングルタイプはスクエアタイプよりもオシャレですので個人的には気に入ってます。
DIYに掛かった総額
今回のシェードセイル取り付けで掛かった総額は12,806円です。
これを外構業者にお願いすると、倍以上は掛かってくるのではないでしょうか。
内訳は下の通りです。
・シェードセイル 1,980円×2個=3,960円
・ラティスポール 1,480円×3個=4,440円
・自在金具 486円×1個=486円
・取り付け用金具 400円×5個=2,000円
・スプリングフック 320円×6個=1,920円
まとめ
今回の記事では庭にシェードを取り付ける手順を紹介しましたが、簡単で安く仕上げることが出来ました。本格的な夏を迎える前に日差し対策が出来てよかったです。
DIYを終えての感想ですが、外壁へプレートを取り付けについては家を建てる際に最初からハウスメーカーに伝えておけばよかったと思っています。万が一自分で外壁に穴を空けて失敗した時のリスクは相当なものですので慎重に作業を進める必要があります。今後、家を新築で建てる方はハウスメーカーに相談することをオススメします。
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